Gaiax OSS Blockchain
ブロックチェーン業界また開発者コミュニティの発展のため、ブロックチェーンを用いたアプリケーションを開発し、それらをオープンソースとして公開しています。
株式会社ガイアックスは、人と人をつなげるため、ソーシャルメディアとシェアリングエコノミーに注力し、社会課題の解決を目指すスタートアップスタジオです。
ガイアックスでは、「人と人をつなげる」をミッションとして掲げ、AirbnbやUberなどに代表されるようなシェアリングエコノミーやCtoCの領域でのスタートアップ創出するる、スタートアップスタジオという活動に注力しています。
スタートアップスタジオとは、出資だけでなく、事業開発・エンジニアリング・バックオフィスの支援も提供することで、創業メンバーが最小1人からでもスタートアップが立上げ可能な枠組みです。
これまでに、事業創出イベントなどを通じて優れた事業プランを見出し、スタートアップを次々と創り出してきました。
エンジニアリング面では、こういったスタートアップスタジオの活動を促進するために、スタートアップのタネとなるソフトウェア群の開発に注力しています。スタートアップの要素となるソフトウェアがあらかじめ用意されていれば、爆速でスタートアップを立ち上げることができます。
ビットコインや、Ethereumといったブロックチェーンは、ブロックチェーンそのものがOSSです。そもそも、ソフトウェアをパブリックに公開し、アップデートすることで、中央集権がなくても、その仕組を永続させています。
そして、中央集権なく価値を流通させられているのも、ブラックボックスではなく公開されたソフトウェアを使っていることで、ソフトウェア自体をチェックでき信頼できるからです。よって、基本的に、ブロックチェーンとOSSは非常に相性の良いものということがわかります。
しかし、そのブロックチェーンの上で動くアプリケーションはいくつも公開されているものの、ちょっとしたデモアプリケーションか、プログラミング学習用のサンプルが多く、ブロックチェーンの上で実際動く状態で公開されているOSSはあまりませんでした。
また、実際にサービスとして稼働しているアプリケーションとして公開されているソフトウェアも多くありますが、それらを応用して新しいアプリケーション開発に活かすという意味では、規模感が大きくなかなか使い勝手のいいものではありませんでした。
今、世の中に求められているのは、ブロックチェーンを使って実際に動くアプリケーションの形でビジネスのタネとなるソフトウェアです。ガイアックスでは、実際に動き、様々なビジネスに適用可能な形で、大きすぎない規模のソフトウェアを公開し、それが活用されることで、ガイアックスからのみならず、様々なところからブロックチェーンを使ったアプリケーションがより多く産まれることを望んでいます。
通常シェアリングエコノミーではユーザーとユーザーが取引を行う際にサービスプロバイダーが間に立って仲介や品質の担保をしていました。ブロックチェーンという改ざんがほぼ不可能な台帳に載るプログラムであるスマートコントラクトは、この仲介者がいなくても取引を成り立たせる、自動化された世界へ導く存在として期待されています。
また、シェアリングエコノミーを実現する上で、重要になってくる要素として、レビューがあります。このレビューを保存する場所として、改ざんがほぼ不可能なブロックチェーンは最適です。
通常シェアリングエコノミーではユーザーとユーザーが取引を行う際にサービスプロバイダーが間に立って仲介や品質の担保をしていました。ブロックチェーンという改ざんがほぼ不可能な台帳に載るプログラムであるスマートコントラクトは、この仲介者がいなくても取引を成り立たせる、自動化された世界へ導く存在として期待されています。
また、シェアリングエコノミーを実現する上で、重要になってくる要素として、レビューがあります。このレビューを保存する場所として、改ざんがほぼ不可能なブロックチェーンは最適です。
こういった、ブロックチェーンとシェアリングエコノミーの相性の良さはあるものの、それを体現するソフトウェアはあまり多くはありませんでした。その理由には色々ありますが、スマートコントラクトを使った完全自動化されたシェアリングエコノミーサービスには、まだニーズが追いついていない点は根底にあると考えられています。
別の観点で、ソフトウェアの世界にもシェアリングエコノミーの考え方を適用できます。ソフトウェアという遊休資産をインターネットを通じて共有するという考え方です。作られたソフトウェアは、使われなければ遊休資産であり、なんの価値も生み出しません。そこで、そのソフトウェアが開発者がすぐに価値を見いだせなかったとしても、価値を見出す者が現れたら使ってもらう、この発想がシェアリングエコノミーの発想に近いと言えます。
スタートアップスタジオでは、どれだけ早く価値を検証できるかが重要です。そのスピードを最大化するためには、あらかじめ用意されたタネを使うことが重要です。ガイアックス ブロックチェーンOSSでは、この検証スピードの最大化を目指して、スタートアップのタネとなるソフトウェアを公開していきます。